輪のなかへ

誰かを自分の心から締め出したままで、
心の平和なんてありえませんね。

「嫌い」と決めて距離を置いても、
追い出したつもりになっていても、
実は常にその存在に脅かされています。

わたしたちが真のアイデンティティを受け入れるためには、
自分以外の誰も除外することはできません。
誰一人として残すことはできません。

最後には、結局、
誰もが
光の輪の中に入っていないといけないわけです。

目を閉じて、
葛藤のある相手を
一人、思い浮かべます。

その人との間に起こった出来事を丁寧に思い出して、
そのときにわたしが描いたドラマ(=本当に起こっていなかったこと)と
そのときに在った愛のすがた(=本当に起こっていたこと)を見てみます。

すると、結果はいつも同じです。
「相手がわたしに何かをした」のでなく
「わたしが相手を締め出した」とわかるのです。

みなそれぞれが違う道を歩いているように見えても
(そして、その道は永遠に交わることのないように見えたとしても)
最終的には私たちは一つであると知る。
そこに、除外されるべき存在はないのだと知る。

その経験をするために、わたしたちの人生はあるのですね。

 

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