ヒーリング

夕どきのスーパーでのことでした。
お会計を終えて、
商品を袋に詰めようと台に移動したとき、
少し離れたところから、ダウン症らしきの女の子が、
こちらを向いて、微笑んでいました。

「なぜ、こっちを向いて笑っているのかしら?」
という疑問が湧く前に、
一瞬で、わたしの心は光で照らされ、隅々まで晴れ渡ったのです。
それは、とても不思議な、神聖な瞬間でした。

わたしたちのあいだには、たくさんのお客さんが流れていて、
近くに行くことはできなかったのですが、ほんの2秒、そのたった2秒のあいだに、
人々の隙間をぬって、わたしも笑みを返しました。

そのあと、振り返るともう彼女は、一緒にきた家族と手を繋いで
出口の方に向かって歩いていました。

人との出会いは様々です。

親子や伴侶など、濃密な時間を共に過ごす関係もあれば、
職場などで、一時期学びを共にする関係もあれば、
こんなふうに、たったの一瞬で終わる出会いもあります。

でも、どの人も等しく、わたしの目の前に現れる理由は同じです。
その人の本当の姿、光を見させもらうことです。

彼女が、わたしのスピリットを見てくれたので、
わたしも彼女のスピリットを見せてもらえました。
そうして、「ひとつだったね」という経験をさせていただきました。

これがヒーリングですね。
たった2秒でも、言葉なんかなくても、
いつでも、どこでも、癒しは起こりますね。

 

 

unadjustednonraw_thumb_581