境界のない世界

あなたの言葉は、
わたしの言葉のようでもあり、
わたしの言葉は
あなたの言葉のようでもあり、
つまり、主語は「わたしたち」しかない。

「わたしのこと」、「あなたのこと」というのは、
ほんとうに存在しないのだなと、
先日のセッションでは、それをはっきり経験させていただきました。

その方は、いらっしゃってから
まず、ご自身の近況や、気になることをお話くださいました。

わたしはじっと、スピリットの声に耳を澄ませました。

頭に浮かぶ言葉のとおりに、それをご本人にお伝えしていると、
その方もだんだんと、自分のスピリットの声に耳を澄ませてくださいました。

やがて、力強くおっしゃったのです。
「いま、直面している状況は、”人とのつながりを見たい”という、自分の願いのためにあるのね!」

そして、それは、わたしの心にも広く、果てしなく響き渡るものでした。

「今の今まで、つゆほどもそんなこと思っていなかったのに、こんな言葉が口から出てくるなんて!」
うれしい驚きに包まれたその方とわたしは、顔を見合わせてケタケタと笑っていました。

これが、もやもやの奥で、いつも静謐さを保っている存在、その声です。
手を携えて、わたしたちはそこへ行きます。

まばゆいばかりのスピリットを見せてもらったわたしたちは、一緒に癒されます。

だから、わたしの知識や経験が、だれかを癒すのではありません。

そんなものはないし(もしあったとしても、とっとと捨て去ったほうがいいでしょう)
上下関係が一切ない世界でのみ、両者に癒しは起こるのです。

 

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