祈り

何年も前の出来事ですが、
その人と出会った瞬間は、
「まるで雷に打たれたよう」としか表現できないものです。

誰かと出会って、感謝どころか畏敬の念があふれてきたのは、初めてでした。
その人の顔も性別も年齢も職業も、わたしには見えていませんでした。
あらゆる”カタチ”の奥にある魂の光に、思わず、ひざまずかずにはいられなかったのです。

そのあとすぐに、その人はわたしの前から姿を消しましたが、
そのとき感じた「電撃」はわたしのなかに鮮明に残り、
それどころか、日に日に強く感じられてゆくのでした。

しかし、同時に確信してしまったことがあります。

この感覚は本来、出会うすべての人に、感じられるものだということ。
全員の中にこれを見るまで、わたしは自由にはなれないということ。

「出会うすべての人に、あの光を見させてください」

以来、これが、わたしの人生の中核をなす祈りとなりました。

幾人との出会いと別れを繰り返し、
そのなかで、喜んだり涙したりのプラクティスを積み重ねてきた年月。

祈りはいまもなお、変わらずにわたしの道を照らしています。

あなたはわたしを映し出す鏡です。
わたしはあなたを映し出す鏡です。

出会う方々すべてが、
おなじ光を、いろんな角度から見せてくださいます。
わたしを映してくださいます。
わたしとあなたが同じ存在だということを示してくださいます。

だから、贈り物を携えて
わたしの前にやってきてくれる人すべてに、
感謝の気持ちを抱かずにはいられません。
「ひざまずかず」には、いられないのです。

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